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ハムラ法とは?施術方法・メリット・デメリット・向いている人について解説|銀座駅・新橋駅近くの美容整形・美容外科クリニック|80年超の歴史と実績の相談できるクリニック

ハムラ法とは?施術方法・メリット・デメリット・向いている人について解説

 ハムラ法とは?施術方法・メリット・デメリット・向いている人について解説 

Dr.白井


下まぶたのたるみが気になるときは、クリニックでハムラ法による施術を受けることをおすすめします。ハムラ法について聞いたことがあるものの、どのような施術かわからない、自分に合っているかどうか判断できないという方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、ハムラ法の特徴やメリット・デメリット、向いている人からダウンタイムについてまで詳しく解説します。

下まぶたのたるみ取りとは

下まぶたのたるみ取りは、目の下のたるみを改善するための治療法です。目の下のたるみは実年齢よりも老けて見える原因となり、疲れた印象を与えたり、クマのように見えたりすることがあります。

眼球を支える組織や靭帯が緩んでしまい、眼球が下がることで眼窩脂肪が前方に押し出され、たるみが生じます。

目の下の膨らみは「影くま」と呼ばれる

影くまは、目の下と頬の境目に溝や影ができるくまです。この影が濃くなることで、目の下の膨らみが目立ちます。

影くまの主な原因は、下まぶたの脂肪の増加や靭帯の劣化による下まぶたの緩みです。また、眼窩脂肪の増加も影くまの要因となります。これらの要因が組み合わさることで、目の下に膨らみと影が生じます。

影くまは、目の下にできる膨らみと溝の段差で影が濃くなるため、メイクで十分に隠すことができません。

下まぶたの構造

下まぶたは眼窩脂肪に包まれ、頭蓋骨に収まっています。眼窩脂肪は眼球をクッションのように保護し、眼球との間にあるロックウッド靭帯が眼球を支えています。この靭帯は眼球を持ち上げることで沈み込ませないように働く組織です。

目の下がふくらむ原因として、眼窩脂肪の増加やロックウッド靭帯の緩みが関連しています。眼窩脂肪が多い人や靭帯が緩んでいる人は、脂肪が押し出されて目の下のふくらみが生じやすいでしょう。

目の下のふくらみの原因

目の下がふくらむ原因は多岐にわたります。目の下のふくらみの原因について詳しく見ていきましょう。

目の下の脂肪が押し出されている

目の下のふくらみは、主に眼窩脂肪が浮き出ることによって引き起こされます。加齢に伴い、ロックウッド靭帯と呼ばれる組織が緩む傾向があるため、年齢を重ねるごとに症状が進行しやすくなります。

ただし、眼窩脂肪の量やロックウッド靭帯の緩み方は人によって異なります。そのため、若い世代でも目の下のふくらみが気になる場合がある一方で、年齢を重ねてもあまり気にならない場合もあります。

メーラーファットが痩せている

まぶたの下のたるみには、眼窩脂肪の下に存在する「メーラーファット」と呼ばれる脂肪の状態も影響します。メーラーファットが痩せたり垂れたりする場合、眼窩脂肪との段差が生じ、影くまの原因となります。メーラーファットの痩せる要因には、体重減少、老化、先天的な要因などがあります。

眼輪筋の衰え

眼輪筋は目の周りを覆っている筋肉で、眼窩脂肪が前に出てこないように押しとどめる重要な役割を果たしています。この筋肉が適切に機能しない場合、眼窩脂肪が押し出されてしまい、目の下のふくらみが発生しやすくなります。

年齢を重ねると眼輪筋の働きが弱まるため、加齢によるまぶたの下のふくらみの原因です。

皮膚のたるみ

目の下のふくらみには、皮膚のたるみも大きな影響を与えます。肌は本来、真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンなどによってハリを維持しています。しかし、加齢や紫外線によるダメージにより、これらの組織が減少すると肌がたるみます。その結果、肌のたるみが目の下のふくらみが目立ってしまうのです。

頭皮のたるみと影響

顔の皮膚は頭皮とつながっており、頭皮のたるみも目の下のふくらみに関係しています。頭皮がたるむと、皮膚が押し下げられることで目の下のふくらみが目立つようになります。頭皮のマッサージや血行促進を意識的に行うことで、肌のハリを保つのに役立ちます。

涙袋が大きい

涙袋は下まぶたの目のフチに沿って存在するふくらみで、眼輪筋の発達によって形成されます。涙袋があることで、表情が魅力的に見えることがあり、一部では「ホルモンタンク」とも称されます。ただし、涙袋が大きい場合、加齢や重力の影響によって涙袋が下垂しやすく、目の下のたるみの原因となります。

目の下のたるみのパターン

通常の状態では、眼球は眼窩(骨の空洞)に適切に収まっており、その周りには脂肪が存在し、眼球を保護するクッションのような役割を果たしています。脂肪は滑り落ちないように、眼輪筋と呼ばれる筋肉によって抑えられています。このような状態がなんらかの原因で崩れることで、目の下のたるみが生じるのです。

それでは、目の下のたるみのパターンについて詳しく見ていきましょう。

余った皮膚がたるむ

主に50代以上の人に多く見られるケースです。皮膚と眼輪筋が加齢に伴い緩み、余った皮膚がたるむことで生じます。

目の下の脂肪が前方に飛び出してしまう

このパターンは、30代から40代の人に多く見られます。重力の影響で、まぶたの上の脂肪が凹み、その結果、目の下の脂肪が前方に飛び出しているように見えるものです。この脂肪の突出がたるみとして見えます。

複数の症状が重なるケース

皮膚や筋肉の緩みに加えて、目の下に脂肪の突出も生じることがあります。このように、複数のパターンが複合しているケースを改善したい場合は、複数の施術が必要になるでしょう。

ハムラ法とは

ハムラ法は、下まぶたのたるみと脂肪による凸凹を改善するための治療法です。
この施術は、目の下のたるみやクマ、凹みを解消し、より若々しい外見を実現することを目的としています。

下まぶたの脂肪を下方向にスライドさせてくぼみをフラットにすることで、下まぶたの凹みや膨らみを均一化し、美しい目元を実現します。

下眼瞼切開法や経結膜脱脂法と組み合わせることで、より理想的な目元を目指すことができます。

表ハムラ法と裏ハムラ法の違い

ハムラ法には、表ハムラ法と裏ハムラ法があります。表ハムラ法は下まつ毛の際を切開して行う方法で、裏ハムラ法は結膜側からアプローチする方法です。

表ハムラ法は外部から切開を行い、眼窩脂肪を調整してたるみを改善します。負担が少ないため、手術後のダウンタイムが比較的短いことがメリットです。

裏ハムラ法は、結膜を通じて内側からアプローチする方法です。内側からアクセスするため、外部に傷跡が残りにくいというメリットがあります。しかし、手術がやや複雑で、ダウンタイムが表ハムラ法よりも長くなるケースが多いです。

表ハムラ法は、眼輪筋へのアクセスが比較的難しいため、眼輪筋の調整は行いにくいことがあります。一方、裏ハムラ法は、結膜から直接眼輪筋にアクセスできるため、眼輪筋の調整がしやすく、まぶたの形状を細かく調整できます。

ハムラ法が向いている人

ハムラ法は次のような人に向いています。

・目の下のたるみが気になる
・目の下のふくらみが気になる
・目の下がくぼんで影になっている
・疲れている?とよく聞かれる
・目元が老けて見える

ハムラ法のメリット

ハムラ法は、目の下のたるみと凹みを改善することで、若々しい目元を実現する治療法です。ハムラ法のメリットについて詳しく見ていきましょう。

たるみと凹みを同時に解消できる

ハムラ法は、下まぶたのたるみや脂肪によるふくらみなどと、目の下の凹みを同時に治療できます。目の周りの複数の悩みを同時に解消できるため、なるべく早く理想の目元を手に入れたい方に適しています。

余った皮膚と筋肉の調節

ハムラ法は、眼窩脂肪を移動させた後に余った皮膚や筋肉の調節が可能なため、個々にとって理想的な目元を実現できます。カスタマイズ性が高いからこそ、目元と顔のバランスまで考慮したデザインを提案できる医師に相談することが大切です。

余計な傷を避けられる

通常の整形手術では、脱脂術(脂肪吸引)と脂肪注入といった2つの手術を別々に行うことがあります。この場合、脂肪を太ももなどから抽出し、それを目元に注入するためそれぞれの部位に傷ができてしまいます。

ハムラ法は目の下にある脂肪を適切な位置に移動させる治療法です。そのため、余計な傷がつかず、手術箇所以外に傷跡が残らない点が大きなメリットです。

脂肪の定着がよい

ハムラ法は目元に存在する脂肪を直接移動させるため、脂肪の定着が非常に良いとされています。他の部位から取り出した脂肪を注入する場合、脂肪が定着せずに体が拒絶反応を示すことがありますが、ハムラ法にその心配はありません。

ハムラ法のデメリット

ハムラ法には、次のようなデメリットがあります。

傷跡が残る可能性がある

ハムラ法は下まぶたの切開を伴う手術であり、目の下に傷跡が残る可能性があります。ただし、この傷跡は通常、髪の毛よりも細い糸で縫合されるため、比較的目立ちにくいものです。また、時間経過によって少しずつ薄くなっていくことが一般的です。

抜糸と通院

ハムラ法の施術後、約1週間後には抜糸が必要です。忙しい方にとっては、この通院が負担に感じるかもしれません。

涙袋の影響

ハムラ法は、目の下のたるみや凹みを改善するために眼輪筋を調節したり切除したりすることがあります。この影響により、涙袋の形成が変化し、涙袋がなくなる可能性があるとされています。涙袋は若々しい目元を演出する要素の1つであるため、若くしてハムラ法を受けようと考えている方は慎重な判断が必要です。

ハムラ法のダウンタイム

ハムラ法のダウンタイムは、経結膜脱脂法など他の美容整形手術に比べて一般的に長いとされています。施術直後から熱感、痛み、赤みなどの症状がみられることがあります。これらの症状は通常、時間の経過とともに改善する傾向がありますが、個々によって異なります。

ハムラ法のダウンタイムは、3日から3ヶ月程度です。

症状は、下まぶたや目の周りの腫れで、通常は2週間程度で治まりますが、場合によっては内出血や感染症が起きて腫れが長引きます。また、まれではありますが、白目が腫れることがあります。

ダウンタイム中は医師の指示に従って、適切に行動することが大切です。ダウンタイム中の過ごし方について詳しく見ていきましょう。

洗顔と入浴

洗顔や入浴は施術当日から可能ですが、施術部位は優しく洗うことが重要です。刺激を避け、力を入れないようにしましょう。

抜糸とメイク

抜糸は施術から約1週間後に行われます。抜糸の翌日からメイクが可能ですが、施術部位に優しい製品を選び、力を入れずにメイクを行いましょう。

コンタクトレンズの装着

コンタクトレンズの装着は通常、施術当日から可能です。ただし、違和感や不快感がある場合は、医師の指示に従い、一時的に控える必要があります。

ハムラ法を受けるクリニックの選び方

ハムラ法による施術を成功させるためにも、次のポイントを押さえてクリニックを選び魔性。

技術力がある

ハムラ法はカスタマイズ性に優れているうえに、微細な部分にアプローチするため、医師の経験や実績が重要です。ハムラ法の実績や手術件数を確認し、美容外科医としての経験値がどれだけあるかを確認しましょう。

カウンセリングが充実している

疑問や不安などがある場合は遠慮なく質問し、納得したうえで施術を受けることが大切です。十分なコミュニケーションを取り、要望を理解したうえで適切なアプローチができる医師を選びましょう。

最新の治療法を積極的に取り入れている

医師は美容外科の分野での最新の知識と技術を継続的に学び、トレーニングを受けることが必要です。最新の治療法を積極的に取り入れているクリニックを選びましょう。

まとめ

十仁美容整形は美容整形・美容外科の分野で80年以上の歴史を持ち、日本の美容医療をリードし続けています。その長い歴史と実績だけではなく最新の医療技術を積極的に取り入れ、患者様に最適な治療を提供しています。

目の下のたるみやふくらみを改善するハムラ法においても、豊富な経験と知識に裏打ちされた的確なアプローチで、理想的な目元を実現します。

美容に関するお悩みやご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。