眉間の周りにあるしわは、怒っていたり悩んでいたりするように見えるほか、老けた印象を与える場合があります。加齢によるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの減少、紫外線ダメージ、乾燥、表情のくせなど、さまざまな要因が重なることで、眉間に深いしわが刻まれます。

このような悩みを解消するのが、眉間のシワ取りボトックスです。

メスを使わずに眉間のしわを改善

ボトックス注射で注入するボツリヌストキシンには、筋肉が動くときに分泌されるアセチルコリンの働きを阻害し、筋肉の緊張をゆるめる作用があります。そのため、筋肉の緊張によって発生している眉間のしわの改善が期待できます。また、皮膚のたるみも改善するため、小じわもの改善も可能です。

従来では、たるみやしわの改善にはメスを使用した外科手術が必要でした。ボトックスであれば、皮膚を切開せずに注射だけでしわの改善が期待できます。手術時間や通院の手間、ダウンタイム、精神的なストレスなども少ないため、手軽に受けることができるでしょう。

早めに受けることでしわの予防にもつながる

加齢によるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの減少などによって眉間にしわが刻まれるようになるため、眉間のしわにボトックスを行う主な年代は40代以降です。20～30代のうちにボトックスを行うことで、将来的に眉間のしわが固定化するのを防止できる可能性があります。

バニーラインの解消によって印象が良くなる

バニーラインとは、目を力強く閉じたときに目頭から鼻にかけて入るしわのことです。常に怒っているように見えるため、近寄りがたい印象を与える場合があります。ボトックス注射によってバニーラインが解消すれば、常に怒っているような印象がなくなり、人とのコミュニケーションに良い影響が及ぶことが期待できます。

眉間のシワ取りボトックスは、ボツリヌストキシンの作用によって筋肉の緊張を和らげ、眉間のしわを改善する治療です。外科手術と比べて手軽に受けることができる一方で、いくつかのデメリットもあります。メリット・デメリットの両方を確認のうえで、施術を受けるかどうかを決めることが大切です。

眉間のシワ取りボトックスのメリット

• メスを使わずに眉間のしわを改善できる
• ダウンタイムがほとんどない
• 傷跡が残る心配がない

眉間のシワ取りボトックスは、メスを使用せずに眉間のしわを改善できます。外科手術は、術後に傷口をガーゼで保護するため、見た目の問題から仕事を休まざるを得ない場合もあります。また、赤みや腫れ、痛みなどが数日後をピークに1～2週間ほど続きます。

一方、ボトックス注射は注射部位の赤みや腫れなどで済むため、日常生活に影響がほとんどありません。改善までにかかる期間も3日程度で、会社を休む必要もないでしょう。さらに、皮膚を切開しないことには傷跡が残らないというメリットもあります。

眉間のシワ取りボトックスのデメリット

• 効果を維持するには定期的な施術が必要
• 施術箇所に副作用が現れる場合がある

眉間のシワ取りボトックスの効果の持続期間は4～6ヶ月程度です。効果を維持するためには定期的に施術を受ける必要があります。そのため、1回の治療で半永久的な効果を求める方には向きません。忙しくて定期的に通うことが難しい場合は、ボトックスよりも外科手術の方が適しているでしょう。

また、副作用は少ないものの、注射箇所に赤みや腫れなどが現れる場合があります。眉間は目立ちやすい部位のため、髪型によっては気になるかもしれません。

十仁美容整形では、眉間のシワ取りボトックスを受けて良かったと思っていただけるように次のこだわりを持って対応しております。

適切な箇所への適量の注入

十仁美容整形では、患者さまにとって理想の仕上がりを実現するために、適切な箇所へ適量を注入するように努めております。熟練の医師が顔全体のバランスやしわの数、深さなどを踏まえて、注射箇所や注入量を決定します。また、事前のカウンセリングで眉間のしわの状態を詳しく確認するほか、患者さまのご希望やお悩みなどをお伺いし、ボトックス注射が最適かどうか判断いたします。

必要に応じて手術をご提案

十仁美容整形では、しわの深さや数、位置などのほか、効果をどれぐらい維持したいか、定期的な施術は可能か、ダウンタイムは取ることができるかなど、さまざまな情報をもとにボトックス治療が患者さまにとって最適な治療かどうかを慎重に判断しております。

必要に応じて、眉間のしわを改善する外科治療をご提案いたします。治療のメリット・デメリット、リスクなども詳しくご説明したうえで、最良の治療計画を立案することを心がけておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

信頼できるボツリヌストキシン製剤を使用

ボトックス注射で使用するボツリヌストキシンは、身体へ入れるからこそ安全性が高いものを使用する必要があります。さまざまなメーカーがボツリヌストキシン製剤を開発・販売しており、その中でも信頼性が高いものを使用しております。

ご来院・カルテ記入

ご来院後、カルテに必要事項をご記入いただきます。

カウンセリング＆デザイン

お悩みや治療のご希望をお伺いし、眉間のシワ取りボトックスが適応になると判断できた場合は施術方法についてご説明いたします。不明点や疑問点はお気軽にご質問ください。治療に同意をいただきましたら、注射箇所をデザインします。

施術

眉間のしわ改善に有効と考えられる箇所にボトックス注射を行います。

術後注意説明

施術後に、注射箇所の摩擦を避ける、身体を温める行為を控えるなどの生活上の注意点やアフターケアについてご説明いたします。

眉間のシワ取りボトックスを受けられない人

• 妊娠中、授乳中の方
• 神経や筋肉に疾患がある方
• ボツリヌストキシンにアレルギーがある方

施術前後の注意点（ダウンタイム中の過ごし方）

• ボツリヌストキシンは熱に弱いため、1週間程度はサウナや長風呂といった身体を温める行為は控えてください
• 注射箇所をこすったりもんだりしないでください