肩ボトックス
- 肩ボトックスとは
- 肩ボトックスがおすすめの人
- 肩ボトックスをおすすめできない人
- 肩ボトックスのメリット・デメリット
- 十仁美容整形の肩ボトックスについて
- 施術の詳細
- 施術の流れ
- 肩ボトックスの注意点
- 肩ボトックスに関するよくある質問
肩ボトックスとは
肩ボトックスは、ボツリヌス菌の毒素（ボツリヌストキシン）を基にした薬剤を肩に注射する施術です。この薬剤は神経から筋肉に伝わる情報を遮断し、筋肉の緊張を和らげる作用があります。
肩こりは、首の付け根から背中にかけて広がる僧帽筋が緊張しすぎていることで発生します。
肩ボトックスは、筋肉の過緊張を緩和させることで肩こりの症状を改善します。注射部位は、肩こりが発生しやすい範囲の筋肉です。
肩ボトックスの効果は即効性がなく、注射から1週間ほどで筋肉の緊張が緩み、肩の軽さを感じられるようになります。
肩ボトックスの特徴について詳しく見ていきましょう。
肩こりのメカニズム
肩こりは、筋肉の緊張や萎縮により肩部分に循環障害が発生し、疲労物質が蓄積され、酸素や栄養などの必要な物質が十分に供給されなくなることから起こります。同じ姿勢を長時間続けることで、特に大きな筋肉である僧帽筋が緊張し、これが肩こりに影響するとされています。
肩こりの原因としては、体型、血行不良、姿勢の悪さ、眼精疲労、運動不足、ストレス、更年期、体の冷えなどが挙げられます。これらの要因により筋肉が硬直し、肩こりが発生・悪化します。
ボトックス注射は、筋肉の緊張を和らげ、痛みを感じる物質を抑える効果があります。これにより、ピンポイントで痛みにアプローチし、肩の筋肉の緊張、凝り、張りを改善し、慢性的な痛みを緩和することが期待できます。
肩ボトックスに期待できる効果
- 肩こりを改善する
- 肩こりが再発しにくくなる
- 肩周りのハリを抑える
肩ボトックスがおすすめの人
- 長年にわたり肩こりに悩んでいる方
- 肩こりが悪化してきている方
- 僧帽筋周辺が硬直している方
- 他の治療法では十分な効果を得られなかった
肩ボトックスをおすすめできない人
- 継続的な治療を受けることが難しい方
- 注射に強い苦手意識がある方
肩ボトックスのメリット・デメリット
肩ボトックスのメリット
切開や縫合をしない
手術は傷が残り、リカバリーに時間がかかることが一般的ですが、肩ボトックスは注射で薬剤を注入する治療のため、傷跡やアフターケアの負担などの心配がありません。
仕事や私生活にも影響がないため、普段の生活スタイルを崩すことなく施術を受けられます。メスを使用しないことで心理的な負担も軽減されるでしょう。
即効性と持続効果に優れている
肩ボトックスは、施術後1週間から数週間で効果が現れ、その後も効果が数ヶ月間続きます。比較的短期間で肩こりの軽減を実感できるため、生活に支障をきたしているためなるべく早く解消したい方におすすめです。
痛みを軽減できる
肩ボトックスは、神経伝達を抑制する作用により、肩こりに伴う痛みを軽減できます。肩こりだけではなく、頭痛や首の痛みなど、関連するさまざまな症状にも効果が及びます。例えば、デスクワークやパソコン作業による首の緊張や頭痛がある場合でも、肩ボトックスを受けることで肩から頭にかけての痛みが全て軽減され、快適な日常を取り戻すことが可能です。
巻き肩も改善できる
巻き肩は左右の肩が前方内側に入り込んでいる状態を指します。鏡の前に立ち、横から見たときに耳よりも肩が前に出ている場合は、巻き肩となります。姿勢の不良や筋肉の不均衡によって引き起こされます。
定期的なストレッチや運動療法で肩周りの筋肉を強化し、柔軟性を向上させることで、巻き肩の改善が可能です。また、巻き肩に影響を与える主な筋肉の僧帽筋や背中の筋肉にボトックスを施すことで、これらの筋肉の過剰な収縮を和らげ、肩の位置を調整しやすくします。これにより、肩が前方内側に入り込む状態が改善され、正しい姿勢が取りやすくなります。
肩ボトックスのデメリット
効果は少しずつ失われていく
肩ボトックス治療の効果は一時的であり、持続期間は数ヶ月程度です。時間とともに効果が減衰し、徐々に元の状態に戻っていきます。そのため、肩ボトックスの効果を維持したい場合は、定期的に施術を受ける必要があります。定期的な施術を受けるための通院の手間や費用などがかかることは、デメリットといえるでしょう。
肩ボトックスだけではなく、生活習慣や日々の運動、ストレスの発散など、さまざまな方法を用いて肩の悩みを改善させていくことが大切です。
軽度の不快感がある
注射をした部位には、軽度な痛みや違和感が生じることがあります。また、注射針が皮膚に挿入される瞬間に一時的に痛みを感じることがあるため、苦手な肩もいらっしゃいます。
ただし、肩ボトックスの痛みは耐えがたいものではないため、多くの方は強い不快感を覚えることなく受けることが可能です。
副作用のリスク
肩ボトックス治療において、まれに注射部位に軽度な出血や腫れが発生することがあります。どのような治療にも副作用はつきもののため、事前のカウンセリングで十分に説明を受けたうえで、治療を受けるかどうかを判断することが大切です。
当院では、患者様の健康状態を十分に評価し、リスクを最小限に抑えるための適切な施術を心がけております。
十仁美容整形の肩ボトックスについて
十仁美容整形では、肩ボトックスについて次のこだわりの元で施術しております。
長年の経験に基づく確かな施術
十仁美容整形では、長年にわたり美容整形分野で培った経験に基づき、確かな技術と高い専門性に裏打ちされた質の高いボトックス治療を提供しています。豊富な実績を持つ医師が、患者様のご希望に合わせた的確な治療を行います。肩ボトックスは、注入箇所や注入量によって得られる効果が異なるため、医師の技術や知識、経験が効果に影響を与えます。
きめ細かなカウンセリング
患者様1人ひとりのご希望やお悩みを尊重し、治療前に十分なカウンセリングを行います。具体的な治療方針を共有することで、患者様との信頼関係を築きます。肩ボトックスを受けるべきか迷っている方もお気軽にご相談ください。
安全性が高い薬剤のみを使用
十仁美容整形では、肩ボトックス治療に安全性が高い薬剤のみを厳選して使用しています。患者様の健康と安全を最優先に考え、信頼性のある製品を選択することで、治療のリスクを最小限に抑えつつ、効果的な結果を追求しています。
施術の詳細
| 施術時間 | 5分程度 |
| 麻酔 | なし |
| 入院の必要 | なし |
| 術後の通院 | 効果を維持したい場合は数ヶ月に1回 |
| 痛み | 注射針が刺さるときにチクッとした痛みを感じます。 |
| 腫れ | 数日続くことがあります |
| 傷跡 | 目立ちません |
| ダウンタイム | 1～3日程度 |
| シャワー・洗顔 | 翌日から |
| メイク | 当日から |
| リスク・副作用 | ・痛み ・腫れ ・内出血 |
施術の流れ
ご来院・カルテ記入
治療初回のご来院時には、患者様にカルテのご記入をお願いいたします。これにより、患者様の健康状態や過去の治療歴を把握し、最適なアプローチを提供できます。
カウンセリング
当院では、肩ボトックス治療に際しても患者様の希望や悩みに焦点を当てたカウンセリングを行います。医師は患者様の症状や要望を詳細にお伺いし、治療の目的や期待する効果についてアドバイスを差し上げます。
経験豊富な医師が、最適なボトックス注射の施術法を提案し、患者様が満足できる結果を得るためにサポートいたします。
経験豊富な医師が最適な治療法をご提案し、患者様が理想的な仕上がりになるようサポートします。
施術
ボトックス注射の対象部位に印をつけます。患者様にも再度確認いただいた後、最小の出血を伴うよう慎重に施術を進めます。患者様の状態に適した方法でボトックス注射を行います。
術後注意説明
施術が完了したら、医師や看護師が患者様の経過を観察します。必要に応じてアフターケアや追加の調整を行い、最良の結果を確保します。
肩ボトックスの注意点
肩ボトックスを受けられない人
- 授乳中の女性は受けていただけません
- 女性はボトックス治療後2ヶ月間は避妊する必要があります
- 今後妊娠する可能性のある方は施術中は避妊が必要で、継続的な施術をやめてからも2回の月経が起きるまでは避妊が必要です
- 男性も女性と同様に、施術中に加えて、最終投与から少なくとも3ヶ月間は避妊が必要です
施術前後の注意点（ダウンタイム中の過ごし方）
- 施術後2～3日は注入箇所を強く揉むことは避けてください
- 熱いお迂路やサウナ、激しい運動、アルコール摂取も赤みがひくまで控えてください
肩ボトックスに関するよくある質問
肩ボトックスの特徴はなんですか？
肩ボトックスは、ボツリヌストキシンを使用した治療法で、主に肩のこりや痛みを緩和するために行われます。筋肉の緊張を和らげ、神経伝達を一時的に遮断することで、肩の不快感を軽減します。治療後の効果は個人差があり、一度の施術で持続する期間も異なりますが、長期的な効果が期待できます。
肩ボトックスのダウンタイムはどれぐらいですか？
肩ボトックスのダウンタイムは個人差がありますが、一般的には比較的短いです。施術後、通常はすぐに通常の活動に戻ることができます。ただし、注射部位には一時的な腫れや赤みが生じることがあり、これは数日から1週間で自然におさまります。
肩ボトックスは誰が施術しても効果は同じですか？
肩ボトックスの効果には、施術者の経験と技術が影響を与えます。正確で的確な注射が必要であり、詳細な施術計画が重要です。
肩ボトックスを受けられないケースはありますか？
肩ボトックスを受けられないケースはいくつか存在します。まず、ボツリヌストキシンへのアレルギーまたは過敏症がある場合は、肩ボトックスの施術は受けられません。また、特定の筋肉障害や疾患がある場合も、医師の判断の下で治療をお断りすることがあります。さらに、妊娠中や授乳中の方、妊娠の予定がある方なども肩ボトックスにおいて制限がありますので、まずはご相談ください。
肩ボトックスにリスクはありますか？
肩ボトックスは一般的に安全で効果的な治療法ですが、リスクや副作用が存在します。注射部位の腫れ、赤みが発生することがあります。また、まれにアレルギー反応が生じる可能性があります。これらのリスクは通常軽度で一過性です。
肩ボトックスの持続期間はどれぐらいですか？
効果が最初に現れ始めるのは注射後1週間から1ヶ月程度で、効果が持続する期間は個人差がありますが一般的には数ヶ月です。神経と筋肉の連携が一時的に阻害され、肩の緊張が和らぎます。治療後、患者さまは通常の生活に速やかに戻ることができます。
肩ボトックスの施術前に特別な準備は必要ですか？
肩ボトックスの施術前に特別な準備は必要ありませんが、事前のカウンセリングが重要です。期待する結果や治療の目的について共通認識を持つ必要があります。医師は、患者様の健康状態やアレルギーの有無、病歴なども詳細に確認し、肩ボトックスの適応可否について判断します。
肩ボトックスは一度で完了するのですか？
肩ボトックスは通常一度の施術で効果が現れますが、個人差があります。また、効果の持続期間にも個人差があるため、次回施術のタイミングもさまざまです。
肩ボトックスを受ける際の注意点はありますか？
まず、医師の指導に従い、施術後の適切なケアや制限事項に留意することが重要です。また、健康状態やアレルギーについて正確に医師に伝え、医師と十分にコミュニケーションを取る必要があります。施術後は過度な運動や激しい活動を制限し、注射部位の適切な回復を促進させましょう。
施術後の経過観察も重要で、異常な症状が現れた場合には速やかに医師に相談し、適切な処置を受けるようにしてください。