下まぶたのたるみを取り除く手術

目の下のたるみ取り・脂肪取りは、年齢とともに目立っていく下まぶたのたるみ・脂肪を取ることで、目元をすっきりさせる施術です。目の下のたるみ取りは、皮膚にたるみがある場合に適応される施術のため、50〜80代の方が多く受けられています。

シワやクマの改善にも効果が見込まれる

目の下のたるみは20代後半から徐々に進行していき、眼窩脂肪が突出することでさらにたるんで見えます。また、それに伴いシワが深くなり、たるみの下にはクマができてしまうのです。目の下のたるみや脂肪を取り除くことで、シワやクマを改善することにもつながります。そのため、より若々しくイキイキとした目元に近づけるでしょう。

長期間の効果が期待できる

目の下のたるみ取り・脂肪取りは、目の下の余分な皮膚や脂肪をメスで除去する手術のため、基本的には後戻りしません。重度のたるみがある方でも効果が長期間持続します。

目の下のたるみ取り・脂肪取りには、若々しい目元に近づけるというメリットがありますが、デメリットももちろん存在します。メリットとデメリットをしっかりと理解し、施術を受けるか決めるようにしましょう。

目の下のたるみ取り・脂肪取りのメリット

• たるみや脂肪を取り除くことでクマやシワも改善できる
• 若々しい目元に近づける
• 下まつ毛ギリギリ部分または目の粘膜側を切開するため傷跡が目立ちにくい
• 目元がすっきりして疲れ顔が改善される

目の下のたるみ取り・脂肪取りは、加齢に伴い垂れ下がる目の下の脂肪を取るため、若々しくイキイキとした目元に近づけることができます。また、たるみによってできる影が原因のクマを軽減し、深いシワの改善にも効果が期待できます。さらに、切開箇所は下まつ毛ギリギリの部分または目の粘膜側となるため、施術後の傷跡が目立ちにくいのも特徴です。

目の下のたるみ取り・脂肪取りのデメリット

• メスを使用するためダウンタイムが比較的長い

目の下のたるみ取り・脂肪取りは、切開を伴う施術となるためダウンタイムが比較的長くなります。目の下のたるみ取りの場合は、1ヶ月ほど赤みが続くことがあるでしょう。また、脂肪のふくらみが大きい方は脱脂のみではくぼむ可能性があります。そのため、医師の診断により脂肪移動術（表ハムラ法）を併せて行うことをおすすめしております。

当院の目の下のたるみ取り・脂肪取りのこだわりについてご紹介します。

目元の状態に合わせた治療方法をご提案

当院では、患者様の目元の状態に合わせた治療方法をご提案しております。例えば、目の下の脂肪が多く皮膚もたるんでいる場合には「目の下のたるみ取り（下眼瞼切開法・下眼瞼切開法＋脂肪除去）」、目の下の脂肪が多く皮膚にたるみがない場合には「目の下の脂肪取り（経結膜脱脂法）」が適しているでしょう。また、眼窩脂肪を移動させて目の下のくぼみを改善する「表ハムラ法」「裏ハムラ法」を併用することもあります。お一人おひとりの状態に合わせた施術をお受けいただくことで、より高い治療効果が期待できます。

下まぶたギリギリ部分を切開する「下眼瞼切開法」「脂肪除去法」について

下眼瞼切開法は、目の下の皮膚にたるみがある場合に適応されます。下まぶたのすぐ下を切開し、余分な皮膚を取り除くことで目の下のたるみを軽減するのです。また、目の下に脂肪が多い場合は、脂肪除去法を併用して皮膚と同時に脂肪も取り除きます。

粘膜側からアプローチする「経結膜脱脂法」について

経結膜脱脂法は、目の結膜側から脂肪を取り除く施術です。切らない方法ともいわれていますが、実際には目の結膜側を切除しています。皮膚にたるみがなくても受けられるため、若い方で目の下のふくらみが気になる方にも適した施術です。皮膚に傷跡ができない、ダウンタイムが比較的短い、レーザー系の治療では改善しづらいケースでも適応されるなどの特徴があります。脂肪が多く、脱脂後にくぼむ可能性がある方には、脂肪移動術（裏ハムラ法）を併せて行うことをお勧めしております。

また、目の下の脂肪を取り除いた後にご自身の脂肪を注入することで、頬が持ち上がった立体感のある目元を形成することが可能です。目の下のふくらみがなくなることでのっぺりとしたお顔になってしまう場合は、経結膜脱脂法とあわせて脂肪注入も受けられるとよいでしょう。なお、脂肪注入のための脂肪は太ももやお腹から吸引することが多いです。

眼窩脂肪を移動させてくぼみを改善する「ハムラ法」について

ハムラ法とは、下まぶたのたるみと脂肪による凸凹を改善する施術です。目の下のふくらみの原因となる脂肪を下方向にスライドさせ、くぼみをフラットにします。そうすることで、目の下の凹みやクマを解消するのです。ハムラ法は、下眼瞼切開法や経結膜脱脂法と同時にお受けいただくことができます。なお、ハムラ法には下まつ毛の際を切開する「表ハムラ法」と、結膜側からアプローチする「裏ハムラ法」があります。

目の下のたるみ取り（下眼瞼切開法）

目の下の脂肪取り（経結膜脱脂法）

ご来院・カルテ記入

ご来院後カルテをご記入いただきます。

カウンセリング＆デザイン

カウンセリングにて患者様のご希望をお伺いし、下まぶたのたるみの状態を拝見いたします。施術方法を決定した後、デザインを行います。

麻酔

施術前に麻酔を行います。

施術

麻酔が効いていることを確認し、施術を開始します。

ご来術後注意説明

施術後の経過やアフターケアの方法、注意点についてご説明します。

目の下のたるみ取り・脂肪取りの注意点をお伝えします。

目の下のたるみ取り・脂肪取りを受けられない人

• 妊娠中または妊娠の可能性がある人
• 授乳中の人

上記に当てはまる方は目の下のたるみ取り・脂肪取りをお受けいただけません。あらかじめご了承ください。

施術前後の注意点

• 施術当日は目が疲れないよう、本やテレビを見ずにゆっくり過ごしてください。
• 痛みや熱感がある場合は保冷剤等で目元を冷やしてください。
• 1ヶ月ほどは強い力でのマッサージを控えてください。
• 施術当日は車の運転を控えてください。