おでこのシワ取りボトックスとは、表情筋によるおでこのしわにボツリヌストキシン製剤を注入することで筋肉の働きを弱め、しわを改善する治療のことです。額の下にある前頭筋は、眉を引き上げたり髪の生え際を引き下げたりする役割があります。この筋肉が動くときに額の皮膚が引っ張られてしわができます。

この前頭筋の働きを弱めることで、皮膚が引っ張られにくくなり表情じわが改善します。

メスを使わずにおでこのしわを改善できる

おでこのしわは、眉を上げたり髪の生え際を下げたりした際に発生します。通常、表情じわは一時的なものであり、無表情になると瞬時に戻ります。しかし、加齢によってヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどが減少すると、肌の弾力とうるおいが低下して表情じわが元に戻らなくなります。

おでこのシワ取りボトックスは、おでこの表情じわにボツリヌストキシン製剤を注入することで、筋肉が動くときに分泌されるアセチルコリンを阻害し、前頭筋の過剰な動きを抑える治療です。メスを使う外科手術とは違い、身体に負担はほとんどありません。

眼精疲労によるしわも改善

おでこの表情じわの原因は、普段の表情の癖だけではありません。パソコンやスマートフォンの長時間使用による眼精疲労も表情じわの原因です。長時間、目を使うと目の周りの眼輪筋や前頭筋に疲労が溜まり、目のピントが合いづらくなります。その結果、無意識にピントを合わせようとして筋肉に力が入り、おでこや眉間にしわが入ります。

また、ストレスが溜まったときにも筋肉に力が入るため、ストレス過多の人はおでこのしわ深くなりやすいでしょう。

ヒアルロン酸注射との併用も可能

おでこの表情じわの深さや位置によっては、ボトックス注射よりもヒアルロン酸注射の方が適しています。ヒアルロン酸注射は、しわの部分にヒアルロン酸を注入することでふっくらとさせ、しわを目立ちにくくする治療です。

ヒアルロン酸注射とボトックス注射を併用することで、より理想的な仕上がりになるでしょう。当院では、仕上がりの美しさの観点から、必要に応じてヒアルロン酸注射とボトックス注射の併用をご提案しております。

眉間の周りにあるしわは、怒っていたり悩んでいたりするように見えるほか、老けた印象を与える場合があります。加齢によるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの減少、紫外線ダメージ、乾燥、表情のくせなど、さまざまな要因が重なることで、眉間に深いしわが刻まれます。

このような悩みを解消するのが、眉間のシワ取りボトックスです。

メスを使わずに眉間のしわを改善

ボトックス注射で注入するボツリヌストキシンには、筋肉が動くときに分泌されるアセチルコリンの働きを阻害し、筋肉の緊張をゆるめる作用があります。そのため、筋肉の緊張によって発生している眉間のしわの改善が期待できます。また、皮膚のたるみも改善するため、小じわもの改善も可能です。

従来では、たるみやしわの改善にはメスを使用した外科手術が必要でした。ボトックスであれば、皮膚を切開せずに注射だけでしわの改善が期待できます。手術時間や通院の手間、ダウンタイム、精神的なストレスなども少ないため、手軽に受けることができるでしょう。

早めに受けることでしわの予防にもつながる

加齢によるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの減少などによって眉間にしわが刻まれるようになるため、眉間のしわにボトックスを行う主な年代は40代以降です。20～30代のうちにボトックスを行うことで、将来的に眉間のしわが固定化するのを防止できる可能性があります。

バニーラインの解消によって印象が良くなる

バニーラインとは、目を力強く閉じたときに目頭から鼻にかけて入るしわのことです。常に怒っているように見えるため、近寄りがたい印象を与える場合があります。ボトックス注射によってバニーラインが解消すれば、常に怒っているような印象がなくなり、人とのコミュニケーションに良い影響が及ぶことが期待できます。

目もとは、顔の中でも特に表情じわができやすいうえに、乾燥や紫外線の影響でちりめんじわが生じる部位です。目尻や目の下の皮膚は他の部位と比べて薄いため、それだけ乾燥や紫外線の影響を強く受けます。さらに、加齢の影響でコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚を支えられなくなることでたるみによるしわも現れます。

なかでも目尻に放射状に広がるしわは「カラスの足跡」とも呼ばれており、実年齢よりも老けて見える原因です。このようなしわは表情を作る際にできるため、どれだけ入念にケアをしても完全には消えません。無表情で過ごすことはできないため、お悩みの方が多くいらっしゃいます。

このしわは、ボトックス注射で改善できる可能性があります。

メスを使わずにカラスの足跡のようなしわを改善

カラスの足跡のようなしわの原因は、目元にある眼輪筋という筋肉によって表皮が引っ張られることです。眼輪筋は表情を作るための筋肉の1つで、まぶたの開閉時に使います。まぶたを力強く閉じると、目尻に眼輪筋が寄ることで皮膚が引っ張られ、しわができます。

ボトックス注射を行うと、ボツリヌストキシンが筋肉の緊張に関わるアセチルコリンをブロックし、筋肉をゆるめることで目尻のしわが改善します。

目を大きくしたり吊り目を解消したりできる

目尻・目尻・目の下のボトックス注射は、注入箇所や注入量を工夫することで、目を大きくしたり吊り上がった目を改善したりできます。

例えば、目の下の外側の眼輪筋にボトックスを注入すると、下まぶたが下がることで吊り目が改善します。もともと吊り目ではない場合に施術すると、たれ目になります。注射箇所や注入量を工夫することで、患者さまにとって理想の目元を作ることができます。

ヒアルロン酸注入との併用でリフトアップ効果も

まぶたの組織は加齢とともに萎縮し、次第に皮膚が余るようになります。その結果、目に覆いかぶさることで目が小さく見えたり視界が妨げられたりします。

この場合は、ヒアルロン酸を注入して目元のボリュームを増やすと、目を開けやすくなります。当院では、ボトックス注射とヒアルロン酸注入の併用も可能ですのでお気軽にご相談ください。

糸リフトは、特殊な糸を皮膚に挿入し、土台から持ち上げることでたるみやしわを改善する施術です。糸リフトの特徴や仕組みなどについて詳しく解説します。

糸リフトはたるみやしわを改善する施術

糸リフトは、肌の年齢サインであるたるみやしわを改善する施術です。しわやたるみの治療には、注入治療や切開する治療などがあります。注入治療は数ヶ月で効果が低下し、切開する治療ではダウンタイムが長くなります。

糸リフトは糸を用いて土台から肌を持ち上げる仕組みであり、注入治療と比べて効果の持続期間が長く、それでいてダウンタイムを抑えることができます。たるみやしわが多いと、実年齢よりも老けて見えてしまい、コンプレックスを抱えることも少なくありません。

糸リフトで肌を土台から支え、たるみやしわが少ない若々しい見た目へと導くことができます。

糸が吸収されてからもリフティング効果が続く

糸リフトは、単に糸で肌を土台から持ち上げるだけの治療ではありません。糸を挿入した周りでは線維芽細胞が活性化し、肌の弾力に関わるコラーゲンやエラスチンの生産が増加します。コラーゲンやエラスチンの生成が促されることで肌のリフトアップ効果が持続するとともに、たるみ毛穴の改善も期待できます。

この効果は糸が吸収されてからも続くため、吸収されたら即座にたるみやしわが元に戻るわけではありません。使用する糸はもちろん人体に影響がないもののため、安心して施術を受けることができます。また、抜糸のために通院する必要もないため、忙しい方にもおすすめの治療です。

溶ける糸と溶けない糸の違い

糸リフトに使用する糸には、「溶ける糸」と「溶けない糸」があります。溶けない糸の方が効果が高いように思えるかもしれませんが、実際には老化が進んだ際に皮膚が薄くなることで糸が目立つようになったり引きつれが生じたりするため、当院では溶ける糸を使用しております。

体内に糸が残らないため、感染が起きて糸の除去が必要になる心配もありません。

HIFU（ハイフ）は皮膚表面や他の組織を傷つけることなく、決められた深さに点状に照射することができます。
他のレーザーや光（IPL）、ラジオ波（RF）などでは届きにくい皮下組織などにも熱を加えます。
照射された内部は瞬間的に65～75℃まで上がり、この温度はコラーゲン生成に最も適した温度といわれています。
そのためコラーゲン生成を強力に促し、リフトアップ効果が期待できます。
SMAS筋層といわれる層にまで照射が可能なため、たるんだ筋肉を引き締めることでタイトニングの効果も期待できます。

ウルトラフォーマーⅢではリフトアップ、肌質改善（ハイフシャワー）、部分痩身等の治療が可能です。

①タイトニング効果、フェイスラインの引き締め、目元・額・首のシワや小じわの改善

②2.0mmの層に照射することで肌質改善（肌のハリ、毛穴の縮小など）

③気になる部分の脂肪・セルライトを溶かすことで部分痩身（お顔、アゴ下など）

・顔のたるみが気になる
・まぶたが重い

・小顔になりたい

・フェイスラインをすっきりさせたい

・お肌にハリ・弾力が欲しい

・アゴ下の脂肪・たるみが気になる

・口周り・目周り・首などの小じわが気になる

・ほうれい線を浅くしたい

・切開手術には抵抗がある

・ダウンタイムが取れない